サービス&ソリューション

NTTデータSMSのサービス&ソリューションについてご紹介します

導入事例

NTTデータSMSのサービス&ソリューションを導入されたお客様事例についてご紹介します

健康経営宣言に関する取り組み -ON/OFFの健康経営具体的な取り組み-

ONの健康経営:経営企画本部と各組織が両輪となって仕組みづくりや各種制度の充実を図る

健康推進体制の強化

  • ●健康推進室の設置と医療職の常駐化

当社では、社員の健康を経営の重要課題と位置づけ、経営企画本部内に「健康推進室」を設置し、全社的な健康施策の企画・推進を担う中核組織として、社員の心身の健康維持・向上に取り組んでいます。

また、複数名の産業医・保健師を常勤で配置し、専門的な視点からの助言体制を強化することで、社員からの健康相談にも迅速に対応できる体制を整えています。

  • ●社外相談窓口(EAP)の設置

当社ではEAP(従業員支援プログラム)を導入し、業務上の悩みはもちろん、家庭や人間関係などプライベートに関する悩み事についても、専門のカウンセラーに24時間いつでも相談できる外部相談窓口を設置しています。



  • ●外部コンサルティングの活用

当社では、健康経営を単なる福利厚生の一環ではなく、経営戦略の重要な柱として位置づけています。
そのため、外部の健康経営コンサルティングを活用し、経営戦略と連動した、より質の高い健康経営の実現を目指しています。

 

定期健康診断

  • ●検査項目の充実

当社では、45歳以上の社員に対して、毎年、検査項目が充実した人間ドックを提供しています。
疾病の早期発見はもちろんのこと、社員が自身の健康状態を早期に把握して行動変容に結びつけられるように、企業健診の対象である若年層に対しても、人間ドックを5年ごとに受検できるよう手配しています。

(企業健診、人間ドックともに受診率100%を維持)

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  • ●定期健康診断受診後のフォローアップの強化

各検査項目に対して独自の基準を設け、基準に該当したすべての社員に対し、産業医や保健師による面談、またはメールによるフォローアップを実施しています。
社員一人ひとりの健康状態や生活背景に応じた個別対応を行うことで、行動変容を促すとともに、適切な医療機関での受診や治療につなげる支援を行っています。
産業医が、精密検査の受診が必要と判断した社員全員が、精密検査を受けています。


  • ●特定保健指導完了率の向上

特定保健指導の完了率は、当社における課題の一つであると認識しています。
これを改善するため、健康推進室と各組織の健康推進担当が連携し、対象社員への特定保健指導の積極的な利用を勧奨しています(参考)。

  • ●婦人科検診受診率の向上

当社における乳がんおよび子宮頸がん検診の受診率は全国平均と比べて低い傾向にありました。

この状況を踏まえ、女性社員を対象に健康教育を実施し、女性特有のがんの早期発見に向けて、婦人科検診の受診を促しました。その結果、婦人科検診の受診率が向上し、一定の成果がみられています。

今後もさらなる受診率向上に向け、継続的に取り組みを進めてまいります(参考)。



メンタルヘルス対策

  • ●ストレスチェックの実施と事後対応の強化

当社では、ストレスチェックを「実施して終わり」にせず、集団分析の結果を積極的に活用し、職場環境の改善につなげる取り組みを行っています。
たとえば、健康リスクが高かった組織に対しては、産業医や保健師が上長へのヒアリングやメンバーとの面談を実施し、その結果を経営層へフィードバックしています。
医療職が現場と経営陣の橋渡し役となることで、より実効性のある改善策の立案・実行を支援しています。

また、組織長自らが改善策を立案し、PDCAサイクルを回す取り組みを健康推進室が継続的にサポートしています。
こうした活動の中で得られた職場環境改善の成功事例や、健康リスクが低かった職場の取り組みは、他部署にも展開し、全社的な上司のサポート力向上につなげています。

これらの取り組みは現場の社員からも高く評価されており、今後も継続・発展させていく方針です。

  • ●現場と密に連携した職場復帰支援

当社では、社員の安心・安全な職場復帰を支援するため、産業医・保健師と、各組織の健康推進担当者、組織長が密接に連携しながら、個々の状況に応じたサポートを行っています。

  • ●管理職向けのラインケア勉強会の開催

当社では、メンタルヘルス不調の早期発見・予防を目的に、e-learningでの学習をはじめ、産業医や保健師が中心となり、全管理職を対象とした「ラインケア勉強会」を定期的に開催しています。
ケーススタディやロールプレイングを通じて、現場で役立つ実践的な対応力の向上を図っており、勉強会後にはアンケート調査を行い、受講者の声を反映した、より有効性の高い教育を実施しています。


  • ●新入社員面談の実施

新卒/中途入社の新入社員に対し、産業医や保健師による面談を行っています。新しい環境でも安心して働けるようサポートすると共に、健康相談窓口としての機能を周知しています。 



  • ●パルスサーベイの導入

従業員のエンゲージメントやメンタルヘルスの状態を可視化する手段のひとつとして、パルスサーベイを導入しました。
従来の年1回のストレスチェックに加え、従業員が自身の状態を定期的に発信できる機会を設けることで、上司が部下の変化に早期に気づき、必要なサポートにつなげられる環境づくりを目指しています。



過重労働対策

  • ●当社独自の基準による産業医面談の実施

    当社では、法定基準を上回る独自のルールを設け、一定時間を超える残業が発生した社員に対して、産業医による面談を実施し、健康状態を確認する仕組みを整えています。



  • ●産業医による職場環境改善への提言

当社では、産業医が過重労働の面談結果を上長へフィードバックし、過重労働の解消に向けた職場環境の改善についての提言を行っています。

  • ●全社的なモニタリングの実施

    社員の健康を守るため、特定の部署で長時間残業が偏っていないか、部署ごとの総労働時間を経営陣で定期的にモニタリングを行っています。

    万が一長時間労働が発生した場合には、原因や今後の見通しを協議し、継続的な長時間労働が起こらないよう、会社全体で取り組んでいます。


働き方改革に関するその他取り組み

  • ●年次有給休暇取得促進に向けた取り組み

当社では、従業員が十分な休養を確保し、ストレスや過重労働のリスクを軽減できるよう、年次有給休暇(年休)の取得状況を全社的にモニタリングしています。
特に、年休の「切り捨てゼロ」を目指し、経営層が主体となって各組織の取得状況を確認し、全社員の年休取得を促進しています。

  • ●多様な働き方の導入
     

当社では働き方改革と健康経営の一環として、「スーパーフレックス制度」と「テレワーク」を導入しています。

柔軟で多様な働き方を推進し、従業員の健康と生産性向上を両立しています。

  • ●フリーアドレスやサテライトオフィスの導入

当社では健康経営と働き方改革の一環として一部の事業所でフリーアドレスを導入しています。
その日の業務内容や目的にあわせて働く場所を選ぶことを可能にするだけでなく、自部署や役職にとらわれないコミュニケーションが活性化するような環境を整えています。
さらに、NTTデータグループの展開するサテライトオフィスも活用することができます。



肥満対策

当社の肥満者率が高い傾向であることを受け、糖尿病や高血圧などの生活習慣病予防の観点から、肥満対策にも積極的に取り組んでいます。

肥満解消に向け有志の社員が集まり、仲間と一緒に楽しく減量を目指すプログラムを実施しています。また、健康器具の貸し出しを行い、気軽に運動ができる環境を提供しています。



卒煙サポート

健康経営WGにおいて、禁煙成功者が卒煙希望者を支援する取り組みを行いました。
希望者にはニコチネルガムの費用補助を行い、定期的に医療職による面談を行うことで、 着実に卒煙成功者を生み出しています。



感染症対策

感染症対策の一環として、インフルエンザ予防接種の費用補助を行っています。
また、職場に消毒液などの衛生用品を常備し、安心して働ける職場環境づくりを実現しています。



多様なライフステージを支える健康支援

当社では、女性社員の比率が年々高まる中、男女問わずライフステージの変化に寄り添い、心身ともに健やかに働ける環境づくりに取り組んでいます。

具体的には、女性特有の健康課題(女性ホルモンの変化、妊娠・出産など)や、
妊娠を希望する方やそのパートナーに向けた「プレコンセプションケア(妊娠前からの健康管理)」に関する情報提供・支援を強化しています。
また、男性向けにも男性ホルモンや前立腺がんに関する健康講話資料を社内イントラネットで公開し、社員一人ひとりの健康リテラシー向上を図っています。

さらに、当社では男性の育児休業取得率向上のため、全管理職への育児休業取得に関する勉強会を開催し、性別に関わらず育児と仕事を両立できる環境の整備を進めています。
これらの取り組みを通じて、社員が安心してライフイベントを迎えられる企業文化の醸成を目指しています。



福利厚生制度の充実

当社ではベネフィット・ステーションと契約しておりスポーツジムやフィットネスを割引価格で利用できます。
さらに育児・介護支援、家事代行サービス、レジャーや旅行の優待など、家庭と仕事の両立や心身のリフレッシュを支援しています。



OFFの健康経営:従業員が勤務時間外でも主体的に健康増進活動に取り組む

運動習慣の定着化・生活習慣の改善


サプライチェーンにおける健康経営の取り組み支援

サプライチェーンにおける取引先に対して健康経営を推進し、互いの実施状況を確認することで、双方の企業価値向上と社会貢献に努めています。

  • 取引先や協働者を対象とした健康セミナーや 健康関連イベント(ウォーキングイベント等)の実施


健康意識の醸成

  • 全社員メルマガへの健康情報発信
  • SMS社内健康ポータルサイト開設と情報発信

    サークル活動×健康推進

    当社では健康に関するサークル活動を支援しています。サークルでは、メンバーにとどまらずSMS社員の生活習慣改善のための健康イベントを開催しています。


    ボウリング大会×健康推進

    当社では、労使が協力し、毎年全社規模のボウリング大会を開催しています。

    スポーツイベントを通じて、社員の健康意識を高めるとともに、部署を超えた交流の機会を創出することで、コミュニケーションが活性化され、全社員の一体感の醸成につながっています。