トップメッセージ
近年、AIや自動化をはじめとしたITトレンドを背景としてDX化が社会活動や企業活動に広く浸透しつつある中で、ビジネスに密接に関わるITサービスは企業戦略を遂行する上で一層重要な役割を担ってきております。
当社の中核業務であるシステム運用（サービスマネジメント）領域においても、ITトレンドの進展による飛躍的な効率化への期待が高まる一方、一度、ITサービスが中断すると、多大な機会損失や顧客からの信頼失墜、さらには社会的な影響を齎すといっても過言ではありません。このため、ITサービスの安定運用の重要性は益々高まっております。
そんな大切なお客様のITサービスの運用（運用設計や基盤構築を含む）を第一線で担っているわが社の社員は、エッセンシャルワーカーとして社会的使命を果たす存在です。社員一人ひとりが元気に生き生きと活躍し続けることが、自身はもとより家族にとってもかけがえのないことであり、高品質のITサービスを社会とお客様に安定的に提供する源泉となります。当社は大切な社員一人ひとりが健康に働き続けられるよう、労働安全衛生に関わる法令、当社が定めた規程類を遵守することに加え、中期経営計画の礎として健康経営を宣言し、全社をあげて社員の健康管理・健康増進に関する各種施策を積極的に展開することによって健康経営を推進しております。
近年、健康経営の推進体制を強化しながら各種施策に取り組んで参りました。具体的には、FY2020に全社横断組織である「健康経営WG」を発足し社員自らが健康増進施策の立案に参画する仕組みを導入しました。また、FY2021に本社スタッフと事業部等スタッフが連携し健康経営を推進する「健康推進室」を総務部直下に設置しました。これらの取り組みは社外からも評価いただき、 経済産業省が認定する健康経営優良法人に4年連続認定いただいており、FY2019、FY2021は特に優良な健康経営を実践している法人を認定する「健康経営優良法人（大規模法人部門）『ホワイト500』」にも認定されました。
健康経営の推進は、わが社のビジョン「Trusted Service Management & Solution Partner」を実現するために絶対不可欠な経営基盤となります。このために、今後も全社一丸となって社員の健康増進のために様々な施策に積極的に取り組んで参ります。
株式会社NTTデータSMS
代表取締役社長
飯島 勝美