
顧客管理システムのサービス範囲拡大に合わせ運用を設計
顧客管理システムでのサービス範囲拡大において、今後の運用設計のお手本とすべく、標準化を見込み設計
重要な機密データを扱う上での障害をなくし、同時にその予防および検知体制の低コスト化を実現
金融事業を営むお客様は、営業部門、マーケティング部門、契約管理部門からの依頼により、「商品情報」「顧客情報」「人事情報」などの機密データから条件に合わせたワンショットデータを作成する業務において、障害発生をなくすことが求められていた。
当社は現状の分析を行い、継続的な改善活動の徹底、すなわち「障害撲滅に向けたマインドの向上およびITサービスプロセスの改善」「再発防止のためのPDCA活動の徹底とヒヤリハット活動の展開」を提案した。さらにRPA(自動化ツール)の導入により、生産性向上を目指した。
お客様各部署からのデータ提供依頼を当社運用チームが受け付け、ある程度定型化している作業についてはRPAを活用し、データを抽出。そのデータを依頼元に送付する業務フローを構築した。こうした体制と改善活動の継続により、年間障害件数「0件」(お客様基準による)を達成、同時にコスト削減も実現した。