
ネットワークを運用するセンタにおける基盤構築
お客様ニーズに応えるため仮想化基盤を提案。安定した運用、将来の発展性を内包した基盤構築に成功
顧客管理システムでのサービス範囲拡大において、今後の運用設計のお手本とすべく、標準化を見込み設計
小売事業者であるお客様のアカウントプラットフォームとして稼働しているシステムについて、会員データと顧客接点を活用して既存事業の拡大、新たなサービスの提供を行うこととなった。当社はITILに準拠した運用設計ソリューションを新開発、さらにサービスデスク、アラート監視を含むシステム運用全体を設計し、提供した。
依頼を受け、当社プロジェクトチームは今後の共通運用の「ベストプラクティス」として汎用化し、後続プロジェクトの運用設計の標準化、効率化につながる改善を提案。ITILに準拠した運用設計を行った。 実際の適用にあたっては、各工程において開発チームと足並みをそろえて設計を実施。他事業会社との調整においては、チームごとの事例を整備し、最適なモデルをプロジェクト内で周知徹底する活動を行った。
本プロジェクトの実施により、上流工程からの運用設計の重要性と、サービス移管に対するプロセスの明確化がスムーズな運用移管につながることをご理解いただけた。同時に運用設計ノウハウの周知、今後のお客様による運用内製化を見込んだ土壌も醸成できた。 また運用設計、運用におけるテンプレート化における効率化が実現。ログおよびメッセージチューニングの標準化で、アラート監視業務におけるチューニング工数削減と初動対応の迅速化が実現した。